旅の途中で頼れる、お手軽フード

夜から開店です。

夜から開店です。


マッカラだけでなく、豊富なメニュー

マッカラだけでなく、豊富なメニュー

フィンランド人が大好きな食べ物といえば、マッカラ。マッカラとはソーセージのことで伝統料理にもよく使われますし、バーベキューの主役。屋外でのイベントや音楽祭、スポーツ会場などでもグリルマッカラの屋台が必ずといっていいほど出ています。町中でよく見かける「GRILLI」と書かれたスタンドでは、グリルマッカラをはじめ、ケバブ、ハンバーガー、ホットドッグなどが食べられます。面白いのはこのスタンドが、夜にならないと開かないということ(昼からやっているスタンドもたまにあるようですが)。それも夜8〜9時頃オープンして、早朝まで営業するところが多いようです。旅の途中、小腹が空いた時や、食費を節約したい時、レストランで食べるのも億劫だし手っ取り早く食事をすませたい……という時にはとっても頼れる存在なんです。

ちなみにソーセージ&ホットドッグのスタンドはフィンランドだけでなく北欧5カ国どこでも身近なファストフード。最近ではオーガニックのホットドッグなども人気があります。

スケートリンク脇にあったマッカラ屋台

スケートリンク脇にあったマッカラ屋台

ビールのおつまみにもぴったりのmuikku

ビールのおつまみにもぴったりのmuikku

もうひとつ、市場や屋台で売っているお手軽なフードといえば、よく見かけるのがmuikkuとよばれる、ワカサギのような小魚です。フライにしてスナックのように食べることが多いようです。欧米の国ではあまり小魚を食べる習慣がないので、初めて見かけた時にはなんだか新鮮な感じがしました。クリスマスマーケットに出ていた屋台では、大きな鍋でじっくり炒めて、ニンニクのきいたマヨネーズのようなソースをたっぷりかけていただきました。美味!ビールに合います!