フィンエアーでフィンランドの小学校の給食が機内食に登場

フィンランド独立100周年を記念して、フィンランドでも日本でもさまざまな企画やイベントが行われていますが、面白いのがフィンエアーのプロジェクト。なんと機内食で、フィンランドの学校給食を提供しているのです。

2017年7月5日〜2018年1月9日までの長距離フライトで提供されることになった学校給食メニュー。先日のツーリズムEXPOでのシルック坂根さんのトークショーでこのプロジェクトについて知り、ちょうど次の週からフィンランド取材でフィンエアーに乗ることになっていたのでしっかり写真を撮ってきましたよ〜。

機内食の提供はヘルシンキ発の復路便にて、その日はマカロニラーティッコが選べました。ラーティッコとはキャセロール(グラタン)のことで、フィンランドの食卓で親しまれている料理です。ニンジンや根菜のラーティッコなどもあっておいしいのですよね〜。機内食で出たのはマカロニとひき肉のラーティッコ。味は薄めなので、ケチャップをかけていただきます。シンプルな味なんですが、ワインのあてにいい感じ。これ、定番メニューにしてほしいです。

この給食企画には、フィンランドの小学生たちが協力しています。5つのメニューから2つを選んで投票してもらい、選ばれたのがミートボールとマカロニラーティッコ。こちらの動画で小学生たちが試食したり選んでいる様子や、フィンエアーが機内食に学校給食を選んだ理由やメッセージが見られます。

フィンランドは1943年から無料で学校給食を配布しています。世界で初めて無料で給食を出した国なのです。戦後の混乱期に子どもたちを学校へ行かせるために、無料の給食は大きなモチベーションとなったそうです。いま世界が注目するフィンランドの教育システムには、給食の存在が大きく関わっているのですね。

フィンランド教育と給食の関係はフィンランド大使館の記事でも紹介されています。ある一家の教育の歴史になぞってフィンランドの教育システムの変遷を紹介するこの記事、とても面白いのでおすすめです→フィンランド教育、一世紀の変遷

このメニューの他に、フィンランド名物のカルヤランピーラッカ(ライ麦の薄いパン生地で牛乳粥をつつんだカレリア地方のパイ)やライ麦パンも機内食として提供されました。ビジネスクラスでは酢漬けサーモンやカレリアシチューなどフィンランド伝統のメニューが登場するそうです。飛行機の中でもフィンランドらしい味が試せるのはワクワクしますね!

北欧へ旅する時のエアライン選びについては、こちらの記事も参考にどうぞ! →北欧へ行く時の、航空会社の選び方。フィンエアーとSAS、どっちがイイ?