クリスマス時期限定の味といえば

コーヒーについてくるジンジャークッキー

コーヒーについてくるジンジャークッキー


奥にあるのが手裏剣トルテ

奥にあるのが手裏剣トルテ

左が、Struvor

左が、Struvor

 クリスマスの代表的なお菓子といえば、ジンジャークッキー。「北欧のクリスマスは、ジンジャークッキーを焼くことからはじまる」とも言われ、クリスマスシーズンになるとカフェやレストラン、ベーカリーで見かけるのはもちろんのこと、レジ横でサービスしていたり、コーヒーを頼むとついてきたりします。
 フィンランドのカフェでは手裏剣のような形をしたJoulutorte(クリスマスのタルト)、スウェーデンでは、Struvorという雪の結晶のようなお菓子をベーカリーやカフェで見かけます。どちらもさくさくとした軽いパイ生地でJoulutorteは真ん中にプルーンのジャムがのっています。
 またスウェーデンのクリスマスに欠かせないのが、サフランパン。12月13日のルシア祭で食べるパンで、Lussebullar(ルシアのパン)、Lussekatt(ルシアの猫)などとよばれます。どれも甘すぎず、気軽に試せる味で、コーヒーやグロッギと一緒にぜひどうぞ。
 クリスマスシーズンには、クリスマスティやクリスマスコーヒーも登場します。「クリスマス」フレーバーの特徴はカルダモンやクローブなど体を温めるといわれるスパイス。カルダモンはパンやケーキによく使われますが、この時期はさらに出番が多くなります。またクリスマスだけの限定ビールも見逃せません。各メーカーから発売され、ラベルも可愛い。クリスマスビールは一般的に色が濃く、コクがありほのかな甘味があります。

サンタコーヒーも登場

サンタコーヒーも登場

Falconのクリスマスビール

Falconのクリスマスビール

ストックホルムのベーカリー

ストックホルムのベーカリー