RETRO『リサ・ラーソン特集号』日本語版が出ました!

表紙
スウェーデン発ビンテージ専門誌RETROによる『リサ・ラーソン特集号』の日本語版がついに発売されました。スウェーデンで5月に発売されて好評となり、9月から日本で開催されるリサ・ラーソン展に合わせて日本語版が作られました。
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ユニークな切り口と充実した内容で国内外に愛読者をもつRETRO誌。リサ・ラーソン特集号の編集長を務めたマグヌスさんは、自身もビンテージコレクターでありストックホルムの名物店『モデルナ・マグヌス』のオーナー。今回の特集号は彼ならではの編集力で、これまでに発売されたどの本や雑誌よりも深くリサとその作品について掘り下げている「リサ・ラーソンほぼ完全ガイド」と言える一冊。製作年代や価格など詳細なスペック付で、リサ本人、展覧会にも出品協力しているコレクターのスヴェンソン氏、リサ作品を作り続けてきたケラミークストゥディオンのフランコ・ニコローシ氏などリサを取り巻く重要な人々への丁寧なインタビューも読むことができます。
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そして日本語版の翻訳を担当されたのは、スウェーデン料理の先生で日本有数のリサコレクターでもある花水友子さん。的確な翻訳に加えて、随所で解説や補足も加えられているのでとても読みやすく、濃厚な内容をすいすい読むことができます。今回のマグヌス&花水さんの組み合わせは、まさに奇跡のコラボ。これを読んだら一足飛びにリサマニアになれますよ♪ちなみに私は編集として関わり、夫は日本語組版を担当。夢の”team RETRO”で仕事ができて本当に楽しかったです!
今のところ展覧会会場でのみ販売しているようです。(Sticka入荷分は売切れました。ありがとうございました!)見かけたらぜひ手にとってみてください!

2件のフィードバック

  1. 2014年12月22日

    […] は驚きと同時に妙に納得してしまいました。だからあれだけマニアな雑誌が作れるのか、と。そして今回の取材が縁で、『RETROリサ・ラーソン日本語版』の作業をすることになりました。 […]

  2. 2015年9月13日

    […] 昨年のリサ・ラーソン特集号につづいて、翻訳は花水友子さん。私は日本語版編集、夫が日本語組版と前回と同じ”チームRETRO”で担当することができました。昨年本国で発売され […]