アルネ&カルロス来日イベント
ノルウェーの人気ニット・アーティスト、アルネ&カルロスが来日しました。
ノルウェーやスカンジナビアの伝統的な柄をモダンにアレンジした
ニット作品は、編み物好きでなくても心惹かれます。
2010年に発売されたクリスマスボールの本は本国ではベストセラーとなり、
世界各国で翻訳版も出版されています。
日本でもエル・デコ最新の北欧特集で、彼らの作品とライフスタイルが
大きく取り上げられていました。
今回の来日では、編み物ワークショップの他トークイベントも開催され、
ノルウェーカフェ、フグレンで行われたトークショーと
ノルウェー大使館でのプレゼンテーションに参加してきました。
アパレル業界で活躍した後、ニットのハウツー本を出版し、
本国はもちろんアメリカやヨーロッパ諸国で大人気を博している二人。
Mr.スタイルノルウェーの中村孝則氏。
昔買ったというアルネ&カルロスのニットが素敵!
スペーストナカイだそうです。
全部で55パターンあるというクリスマスボール。
これは日本の編み物学校の方達が今回のために作ったもの。
大使館ではたくさんのスライドとともに、作品やアイデアソースについて紹介。
これは彼らの家。山の中にある廃駅になった建物に手を入れながら暮らしています。
アイデアが浮かんだら、まずバービー用に作ってみるのだとか。
「祖母が編みかけていたもの、昔着ていた愛着あるニットが捨てられなくて」と、
それぞれをつなぎ合わせてカーディガンにしたもの。
それが評判となり、製品化され、大人気に!
クリスマスボールのブタが、どんどん大きくなって
家が狭くなるほどで、結局は食べられてしまいました。
という設定なんだとか。一つ一つにストーリーがあるのです。
これはNYで暮らすDJの女の子。
カルロス人形を持つ、カルロス。
国立美術館からの依頼で制作したノルウェー王室の編みぐるみ。
国家スケールのプロジェクト!
こちらはフグレンで行われたトークイベント。
今はまっているという、たくさんの編みぐるみ達。
日本のキャンディ・キャンディにインスパイアされた
「キャンディ」ちゃんもいます。
ニット作品を売るよりも、編み物の楽しさや自分で作り出す面白さを
伝えていきたいと話す二人。今は本を作ったり、編み物のワークショップに
一番、力を入れています。新刊も控えているとか。楽しみです。
これはイベント時にフグレンで飲んだ
ノルウェー発の日本酒(!)裸島。絶品です。