エーロ・アールニオ展@アクシスギャラリー

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東京デザインウィークの一環として、六本木のアクシスギャラリーで開催されていたエーロ・アールニオ展へ行ってきました。ボールチェアやポニーなど、近未来的デザインで時代の寵児となったフィンランドのデザイナー、アールニオ。椅子に実際に座ったり、作品に触れられると聞き、喜び勇んでのぞみました。
会場に入って驚いたのが、作品がほぼ白で統一されていたこと。アールニオといえば赤やグリーンなどポップな色の印象が強いので斬新。粋です。白で統一されることで却ってフォルムの美しさが際立ちます。写真もOKだったので、ボールチェアやバブルチェアに座って友人と撮影大会になりました。ポニーだけは、アールニオご本人から借りている物で、布張りで汚れやすいからと座れませんでしたが、アールニオの家からはるばるやって来たのか……とそれもまたファンとしては感慨深かったです。
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Alessiのためにデザインしたキッチンシリーズ。奥のあひる型はキッチンタイマーで、手前の”Mouse”はボトルオープナーです。
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アールニオは動物モチーフをモダンに、ユーモラスに変身させるのが得意です。ゆるキャラの対極ですね。
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ボールチェアに座って、中からパチリ。ちょうど映像でもその姿が映っていました。数々の広告や映画にも登場し、ポップカルチャーの代名詞ともなったボールチェア。これ、座り心地もとても良いんです。椅子の奥深くまでゆったりと腰掛けると、外界から程よく遮断されて一つの部屋のよう。広告でも”Room with Room”なんて紹介されていました。
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作品やアールニオ自身が登場した雑誌の表紙が壁一面に。美しいモデル達がセクシーなポーズをきめていたり、俳優のように格好いいアールニオが表紙を飾っていたり。時間を忘れて見入ってしまいました。お爺ちゃんになっても可愛いな〜。
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プロフィール写真にできる一枚が撮れました!ボールチェアの兄弟分、バブルチェアは「ボールチェアは読書するには暗いから」と誕生したのだそう。これに腰掛けて読書をしたら気分いいでしょうね!数日前に開催されたフィンランドデザインのレクチャーでも、アールニオ作品についての解説があったのでさらに楽しめました。
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会場でもらったポストカード。このアールニオを真似てポージングしてみたんですが、身長が足りないのか手足の長さが足りないのか、腹筋使いました……。
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作品集を購入。日本語訳付なのが嬉しい。ほんとアールニオ好きにはたまらない展示会で大はしゃぎしてしまいました。また日本でアールニオ展、ぜひやってほしいです。そうそうFBでアールニオ作品を投稿したところ、見てみたい、座ってみたいとすごい反響でしたよ!
おまけ
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アクシスビルの中でおいしいコーヒーショップを発見。三軒茶屋のオブスキュラの豆を使用しているそうです。ゆったりとした空間で、パソコンを持ち込んで仕事をしている方もちらほら。六本木カフェ難民だったので、おいしいコーヒーが飲めるお店が見つかって嬉しい!