伝統料理@老舗レストラン
ミートボール、ニシン料理、サーモンスープにフィンランドパンケーキ…。フィンランドの伝統料理をヘルシンキの老舗レストランで食べてみました。
まずは、Sea Horseにてミートボール&ニシンのフライ。ミートボールとマッシュポテトの組み合わせはボリュームたっぷり。ただ味が単調なので、やや飽きるかも?フライは、アツアツのカリカリでおいしい!これまた付け合わせはイモですが、やや甘酸っぱい味付けだからか、一緒に食べるのがよく合います。
デザートには、フィンランドパンケーキを。こちらのパンケーキは小さめで薄め。そこにアイスといちごとジャムをたっぷり。ボリュームはあるけれどアイスもジャムも甘すぎずさっぱりおいしいので、ぺろりといけました。 地元の人の評判も高いKolme Kruunuaでは、サーモンスープとトナカイ肉に挑戦。サーモンスープは、船の中で食べたものより上品な見た目。味の違いは…とくになし。ミートボールやサーモンスープといったメニューは、どこで食べてもあまり変わらないのかも。
トナカイ肉は、最初ステーキに挑戦したかったのですが、トナカイ肉はただでさえ高級品、ステーキともなるとこういうレストランでは扱いがないのだそう。そうでした、ここは庶民派レストランなのでした。 Sea Horseは1934年、Kolme Kruunuaは、1952年の創業。どちらのレストランも古きよき時代を感じさせる内装で、Kolme Kruunuaはアキ・カウリスマキの映画にも登場したことがあるそう。時間のとまったようなフィンランドらしい空間で、フィンランドの味を食べるのもいいものです。