北欧食堂の新年会(レポート)
2014年1月11日(土曜)、玉川田園調布にあるカフェ
えんがわinnにて、「北欧食堂の新年会」が開催されました。
北欧輸入食材を扱うアクアビットジャパンさんとの合同企画で、
本格的な北欧料理とトークショーを楽しもうというイベントです。
年明けから寒い日が続いていましたが、この日は晴天!
古いお家を改装したえんがわinn は雰囲気も抜群。
たくさんの緑に囲まれて、北欧のサマーハウスに遊びに来たかのよう。
各テーブルでダーラナホース(スウェーデンの民芸品である木彫りの馬)がお出迎え。
昼と夜のお食事会の間には、ダーラナホースを描くワークショップもあります。
そしてもうひとつのお楽しみ、物販コーナーも。
アクアビットジャパンの食材と北欧雑貨があれこれと並びます。
ダーラナホースグッズはとくに人気で(午年ですしね!)
あっという間に売り切れてしまったものも。
Sticka からも北欧ビンテージ食器や雑貨、
そして新刊『3日でまわる北欧 in コペンハーゲン』をはじめ
『北欧のおいしい話』など本も並びます。
おまちかねのお食事会がスタート。
まずは前菜から。スモークサーモンやニシンマリネ、
ビーツのサラダにクネッケブロード(スウェーデンの固いパン)など
北欧の食卓おなじみの味が並びます。
ノルウェー人が大好きなブラウンチーズもあります。
アクアビットさんイチ押し商品のひとつ、ペッパースモークサーモン。
ノルウェーでとくに人気の高いトロール社から届いたもの。
私も大のお気に入りです。
この時期ならではの味、デンマーク産のレッドキャビア。
マスの魚卵です。これをサワークリームと刻みオニオンと一緒に
いただくのが北欧スタイル。
次に温かい料理が続きます。
スウェーデンを代表する伝統料理『ヤンソン氏の誘惑』。
清貧生活をしていたヤンソンという僧侶も
その誘惑には負けてしまったというエピソードが知られていますが、
「じつは浮気夫の心を取り戻すために生まれたレシピ」という説も。
アンチョビを使ったポテトグラタンです。
いわゆるイタリア製アンチョビではなく、
少し甘い味付けが特徴のスウェーデン産アンチョビを使用しています。
これを使わないとこの味にならないのです。
そしてメインのノルウェーサーモンの北欧きのこソース。
カンタレリとよばれる北欧で親しまれているきのこを使ったクリームソースをかけて、
厚みたっぷりの極上サーモンをいただきます。
北欧おなじみのハーブ、ディルもたっぷりと。
デザートは3種類。スウェーデンの伝統菓子「プリンセストルタ」と
リンゴンベリーを使ったチーズケーキ(ダーラナホース型!)
カルダモンをたっぷりと効かせた北欧シナモンロールは
お祝いらしくリース型で登場。
さらにはフィンランドとスウェーデンのコーヒー飲み比べ付という
盛りだくさんの内容でした。
お食事が落ち着いたところで、トークショーのはじまり。
北欧のカフェやレストラン、食卓の写真とともに
おすすめの味や珍味、コーヒー事情などについてお話ししました。
おかげさまで本の売れ行きも好調でした!
昼のお食事会終了後は、ダーラナホースワークショップです。
「自分だけのダーラナホースを作ろう」ということで、
講師のナシエさん指導のもと、思い思いの色や柄を描きます。
そしてできあがった馬たちの撮影会です。
みなさん、とても上手で力作ばかり。
ひとつひとつが魅力的で、一斉に並べてあるとまた可愛い!!
撮影会は大盛り上がりでしたね〜。
こちらは夜の部に登場したムーミン型チーズケーキ。
夜の部もお食事、トークとお楽しみいただきました。
昼の会も夜の会も「本当においしい!」との声があちこちから聞こえ、
北欧料理のおいしさを伝えたかったスタッフたちは、にんまり。
食後にアクアビットさんで食材やお酒を購入される方々も!
お客様同士でも北欧の話題で盛り上がったりと終始なごやかなムードで、
第一回「北欧食堂」は大盛況のうちに終了しました。
企画した側も準備段階から本当に楽しく進めることができ、
次回もやりましょう!とスタッフ全員やる気になっています。
夏にシュリンプパーティは?などなどアイデアもすでに出ていますので
ぜひまたよろしくお願いいたします!
ご参加くださったみなさま、ご協力いただいたみなさま
おいしく楽しい時間を、本当にありがとうございました。
当日の様子は、アクアビットジャパンのブログでも
紹介されていますのでこちらもぜひ。
こちらで紹介している食材は主にアクアビットジャパンさんで購入できますので
ご興味ある方はぜひお試しくださいね♪