北欧のチョコレートといえば、Fazer

fazerallstars
Fazerといえば、淡いピンクの包み紙の『Geisha』チョコレートが有名ですが、そのラインナップはじつに豊富。
Fazer BlueやFazer Mintなど定番チョコレートの他に、ラムやブランデー入り、アイリッシュクリーム入り……
さらにクリスマスなどシーズン限定の味が登場します。
1891年創業の Fazer は、フィンランド最大のお菓子メーカー。
フィンランドのみならず北欧全般で親しまれ、北欧諸国の皇族御用達メーカーとしても有名です。
ブランドを代表する味、Fazer Blueは1922年から変わらないレシピ。
ミルクたっぷりの味は、フランスやベルギー産チョコレートのようなビターな味わいに比べると、ずっとまろやか。
この味が、寒い北欧で食べるとまた格別に美味しく感じます。
fazerbluegeisha
mariannne
私のお気に入りは、チョコレート入りのミントキャンディ Marianne 。
赤と白のストライプのレトロな包み紙もキュートで、ショップのレジ横にサービスとして置いてあることも。
チョコレートの中に砕いたミントキャンディを散らしたMarianneチョコもおすすめ。
こちらは紺色に赤白ストライプの包み紙で、アメリカ国旗のようです。
fazerold
ヒエタラハティのマーケットホールで展示していた昔のパッケージ。
fazerpost
北欧ではおみやげやギフトとして定番中の定番で、
郵便局内にあるショップでも売られています。専用の郵送ボックスも!
fazercafe
ヘルシンキの中心部、Kluuvikatu にある本店はクラシカルな雰囲気で、喫茶スペースはいつも大混雑。
国から保存指定もされている歴史ある建物で、改築を繰り返し、1992年に最初の姿に復元されています。
1940年代には近くの撮影スタジオからやってきた俳優たちのたまり場だったとか。
コーヒーブレイクが好きなフィンランド人にとって昔も今も変わらないくつろぎの場所のようです。
2000年には ”Scandinavia Cafe of the year” を受賞しています。
カフェでは、Fazer mintを使ったミント・マキアートをはじめ、チョコレートドリンクや
チョコレートマフィン、チョコレートティなどファッツェルらしいメニューが楽しめます。
ベリーやチョコレートソースのかかったアイスクリームも人気。
朝食やブランチビュッフェもやっていてとくにブランチは人気が高く予約した方がいいとのこと。
併設の売場も充実の品揃えで、チョコレートの量り売りをしている他
ここでしか買えないハンドメイドチョコレートや、可愛いラッピングのギフトもあり、
おみやげ選びにもおすすめです。