artek スツール60の記念モデル展示会

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フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトがデザインしたartek社のスツール60は、北欧デザインを代表する椅子の一つ。今年2013年で80周年を迎えるロングセラー商品で、国内外でさまざまな記念イベントが行われています。今回は、これまでのアニバーサリーモデルが一堂に会する展示会へ行ってきました。
会場は、渋谷にあるマンション、ヴィラ・モデルナの一室。坂倉準三設計による日本初のデザイナーズマンションだそうです。通常は北欧家具taloさんの店舗であり、小さなスペースながら雰囲気バツグン。
写真一番右手は雑誌「モノクル」とのコラボ作品で、フィンランド産ヘラジカ革が貼ってあります。手触りがスムースで気持ちいい!他にデンマークのテキスタイルデザイナーとのコラボ作品などもありました。全モデル、4月21日まで東京のCIBONE青山店で販売されます。
スツールの上に貼ってあるアイコン・ポスターが、また素敵。ドイツのデザインスタジオが手がけたものだそうで4月には発売されるとのこと。楽しみです!

スツール60の特徴であるレッグ部分

スツール60の特徴であるレッグ部分

白樺の無垢材を曲げた脚が、スツール60の特徴。当時画期的だったこの製法は今も変わらず受け継がれています。
みんな大好き、ムーミンのプレミアムシリーズも。

みんな大好き、ムーミンのプレミアムシリーズも。

右手と奥にあるカードも大きなポスターとして販売予定。

右手と奥にあるカードも大きなポスターとして販売予定。

そして文房具好きにはたまらない、このシリーズ!左手にあるのはノートです。
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テキスタイル好きにはこれ。1955年にヘルシンボリで開催された歴史的な展示会「H55」のためにデザインされたテキスタイルも、時代を超えるロングセラー。厚みのある織り生地タイプや、今後ネガバージョンも登場するとか。
さりげなくartekのシェルフが。ほれぼれするアアルトのデザインです

さりげなくartekのシェルフが。ほれぼれするアアルトのデザインです

80年経った今もまったく古さを感じさせないアアルトのデザイン。モダンでシンプルで品質が良く、飽きのこないデザイン。まさに北欧デザインの源流ともいえる作品です。