デザインの軌跡を追う、アアルト美術館
アアルトが多くの建築を残したことでも知られるユバスキュラの街中、
その名もアアルト通りにある美術館。アアルトの建築や都市計画をはじめ
アアルトデザインの椅子や歴代サヴォイベースまで、
建築家でありデザイナーでもあるアアルトが残した作品について展示・解説しています。
ここの建物もアアルト自身の設計によるもの。
アアルトの「白の時代」を代表する建物で、
外壁に使われている白いタイルは、フィンランド、アラビア社製とのこと。
ユバスキュラ周辺のアアルト建築を記したマップや、
アアルトのサマーハウス、コエ・タロの見学予約など
アアルト探訪をする際の情報収集もこちらでできます。
Alvar Aalto Museo
火-日11:00-18:00
入場料6ユーロ(学生・シニア2ユーロ。2005年時点)
Alval Aallon katu 7,Jyvaskyla
tel:+358-14-624-809 Fax:619-009
ユバスキュラ駅より徒歩20分ほど
左側上部に見えるパイン材を使った波打つ壁は、
1939年にNYで開かれた万博でアアルトが使ったデザイン。
アアルトの椅子を特徴づける、脚部に関する展示と解説も。
アアルトの最高傑作と称される、マイレア邸のプラン。
アアルトデザインを代表するガラスの花器、通称サヴォイ・ベース。
フィンランドの湖を思わせる優雅な曲線。
サヴォイベースを作っている映像や、道具の展示も。
初期のサヴォイベース。ハンドクラフト感が違います。
1階にはカフェスペースも。アアルトの家具や照明に触れることができます。
窓辺のタイル使いもとても素敵。
カフェから続くオープンスペース。
花のようなガーデンテーブルはアアルトの妻、アイノのデザイン。
アラビア製の白いタイルが整然と並べられた
「要塞のよう」な外観。木枠の窓がリズムを作っています。
子供のお絵かきコーナーにも、もちろんアアルトがデザインした子供用家具が。
美術館入口のドアの取っ手にも注目。アアルトは取っ手にこだわることでも有名。
アアルトのサイン。
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