スウェーデンのおみやげ

さてさて、スウェーデンの町をめぐるツアーが近づいてきた……ということで、自分の備忘録も兼ねて、スウェーデンでいつも買っているもの、おすすめのおみやげをまとめました。

スウェーデンみやげといえば、これ。ダーラヘスト(ダーラナホース)とよばれる木彫りの馬。さまざまな色、サイズがあって、おみやげ屋さん、雑貨店、空港などさまざまな場所で売っています。

ダーラヘストをモチーフにした雑貨(キーホルダーやオーナメント、ペーパーナプキンやキッチンクロスなどなど)もあるのですが、わが家で愛用しているのは写真右に写っているナプキンホルダー。アイアン製で、SPEGELSというメーカーのものです。このメーカーはほかにもダラ馬アイテムをいろいろ作っていて、おみやげ屋さん、ギフトショップで見かけます(わたしは、ストックホルムのスカンセンという屋外博物館のおみやげ屋さんで購入。スカンセンのショップはおみやげ探しに超おすすめです)。

そういえば今年は午年ということで、日本のお正月の記念切手もダーラナホース風でした。こうしてみると、日本の民芸品にも通じる味わいです。

スウェーデン第2の都市ヨーテボリ(今回のツアーでも行く町です)の空港にて。さまざまな色があるダーラナホースですが、とくに多いのは白・赤・青・黒の4色といわれます。

ペーパーナプキンもおみやげの王道です。右下ふたつは、スーパーマーケットで見つけたもの(Grattisとはスウェーデン語でおめでとうの意味)。最近のおすすめは、GRANITという雑貨屋さん(MUJIみたいなお店)と、スティグ・リンドベリのデザインがコラボしたシリーズ(写真上、左右の2つ)。左下の格子柄はGRANITのオリジナル。

ここ数年つづいている、GRANITのリンドベリコラボ。なかでも愛用しているのが、ベルサとよばれる葉っぱ柄のグラス。結構サイズが大きいのですが、頑丈で使いやすい。今年(2026年)は黄色やピンク、グリーンなどカラーバリエーションも出ているよう。キッチンクロスなども展開しています。

こちらは日本でも人気のブランドFINE LITTLE DAYのアイテム。FLDはヨーテボリにショップがあるほか、デザインセレクトショップなどで扱っていることも。コットンのベビー用ブランケット(左上)はタオル代わりにもなって、海に行くときなどに重宝しています。キッチンワイプはおみやげでも喜ばれました。

キッチン用品いろいろ。左上のリネンクロスはFLDのもの。木製のバターナイフやスプーンもギフトショップでよく売っているアイテム。右側はヨーテボリのギフトショップで見つけたキッチンワイプ。

スウェーデンの名作絵本。左上はスティグ・リンドベリによる絵本「ちゃっかりクラーケル」。左下はエルサ・ベスコフ、右上はアストリッド・リンドグレーンの絵本で、挿絵がとてもきれい。

エルサ・ベスコフの「ちいさなちいさなおばあちゃん」の1ページ。この絵本、120年(!)以上前に描かれたものですが、いまも愛読されている一冊。

エルサ・ベスコフの絵柄は食器や雑貨にもなっていて、こんなカードもあります。子ども向けの本屋で発見。

【蚤の市やアンティーク店、リサイクルショップで】

スウェーデンといえばリサ・ラーソン。真ん中の猫と、手前の犬はリサの初期の作品ですが、ストックホルムのアンティークショップやリサイクル店でだいぶ安く見つけました。右側はスティグ・リンドベリデザインの犬(リサイクルショップで発見)、左側はリサ風の猫で、蚤の市で出会いました。

ガラスの猫はコスタボダで名作を残したスウェーデンの巨匠パーティル・ヴァリーン作。左手前のゾウとともに、マルメのアンティークショップで見つけました。真ん中の謎のブタさんはヨーテボリの蚤の市で、右のキツネはストックホルム郊外の町グスタフスベリのリサ・ラーソン工房で大セールをやっていて購入。

蚤の市ではかわいい挿絵の古本も探します。1950〜60年代の、子ども向けの読書本、歌の本など。こうした本はリサイクルショップでも時々見つけます。

10年以上愛読しているスウェーデンのビンテージ専門雑誌。北欧のビンテージデザインが好きな方はぜひチェックしてみてください。ちなみに雑誌はセブンイレブンやスーパーマーケットで買えます。コペンハーゲンのカストラップ空港内のセブンイレブンでも買えます。

【テキスタイル好きに】

このランプシェードは、ストックホルムにあるスヴェンスク・テンという憧れのテキスタイルメーカーで買ったもの。長く愛用しています。ストックホルムにある本店は、カフェ併設で店内も素敵。ヨーテボリにあるTinnaというインテリアショップでも一部商品を扱っています。高いけど、素敵!

布好きは、NKやÅhlénsなどのデパートでも、さまざまなスウェーデンブランドのテキスタイルを扱っているのでおすすめ。わたしの好きなブランドはalmedahlsやLjungbergsなど。リンドベリやアストリッド・サンペなどスウェーデンデザイナーによる名作デザインを揃えています。

こちらはビンテージのキッチンクロスやエプロンなど。蚤の市やアンティークリネンショップなどで見つけたもの。

【チョコレート好きに】

チョコレートは各地でおいしいのがありますが、バラマキみやげにもしやすいのがMalmö chokladfabrikのチョコレートバー。パッケージがかわいくて、味もよし(リコリス味や、スウェーデン人が好きなキャンディケイン味なども)。マルメ(スウェーデン第3の町。今回のツアーでも行きます)にはショップがあるほか、スーパーでも売っていたはず。

チョコレート好きにぜひおすすめしたいのは、chocolatte。ヘルシンボリという港町にある店なんですが、マルメのフードマーケット内にもショップがあります。チョコレートの世界大会でも上位ランクインしているお店なんですが、本当においしい。スウェーデンの伝統ケーキ、プリンセスケーキをかたどったチョコレートなどもあって選ぶのも楽しい。

【おみやげ スーパーマーケット編】
スウェーデンの大手スーパーでは、coop、ICA、Hemköp あたりが、おみやげ探しにおすすめです。

おみやげにも自分用にもよく買うのが、ティーバッグ。最近はcoopのこのシリーズが気に入っています。味もいろいろ。

わたしのおすすめはルバーブ(RABARBER)、ネタ的にはリコリス(LAKRITS)味も北欧っぽくていいかもしれません(リコリスは珍味といわれますが、お茶は結構おいしいと思う)。

GマークのGARANTは、Hemköpで展開するブランド。ここもパッケージがかわいい。

ティーバッグではないですが、右側のKOBBSの紅茶はおいしくてリーズナブルなので見つけると買っちゃいます。

スウェーデン人の冷蔵庫に必ず入っているといわれるカッレキャビア。たらこ入りのクリームペーストで、ゆで卵やパンにつけて食べるもの。これがクセになる味で、わたしもいまでは冷蔵庫にかかせません。デンマークやフィンランドでも売っています。

一口サイズのシナモンロール「Gifflar」。ちょっとジャンクフードっぽい甘さが北欧〜という感じで、好きです。

時々、限定味が出ていまして(これはカルダモン味)、見つけると買ってしまう。賞味期限はそんなに長くないので、冷凍庫に入れて、食べるときにオーブンであっためています。

北欧のミューズリもおいしくて、スーツケースに余裕のあるときは買ってしまいます。このブランドのがおいしい。

スウェーデンは食材パッケージのデザインがとくにかわいいのですが、中でもSaltå kvarnというブランドのデザインはいい。これはイチゴやルバーブを乾燥させたドライフルーツスナックで、味もおいしいです。

ちなみにスカンジナビア航空では、朝食にSaltå kvarnのミューズリが出てきます。このサイズ、おみやげであったら買うのに〜(たぶん業務用ですね)。

最近めちゃくちゃ人気という右側のデーツのおやつ。ヘルシーなスナックとして注目されるデーツを、さまざまなフレーバーで展開しています。これはなんとシナモンロール味。シナモンロール、どれだけ好きなんだ。

〈北欧の味を日本で作ってみたい方に〉

スウェーデンのアンチョビ。「ヤンソンの誘惑」とよばれるグラタン料理にかかせない缶詰です。日本で売っているイタリアのアンチョビとは魚の種類が違って、漬け汁には砂糖とオールスパイスが使われていて独特の甘い味わい。

シナモンロール作りにかかせない、カルダモン。日本で売っているパウダーよりも粗挽きタイプ、または粒のまま売っていて、これをスパイスミルに入れて使うと香りが強くでてよいです。

Santa Mariaというブランドからはさまざまなスパイスミックスも出ていまして、クリスマスにかかせないホットワイン用のスパイスや、ジンジャークッキー用のスパイスもあります。

北欧シナモンロールにかかせない、粒シュガー。粒が小さめです。

こちらはココア。スウェーデンを代表するグラフィックデザイナー、オーレ・エクセルが1950年代に手掛けたデザインで、いまも同じパッケージで売られています(時折、ちょっと見た目が変わりますが、ココアアイズとよばれる目のモチーフは健在)。

5月の終わり〜6月の卒業式シーズンを旅すると、スーパーマーケットではスウェーデン国旗をあしらった日用品やデコレーションが並んでいます。

で、夏が近づくと、スウェーデン名物ザリガニパーティ用のアイテムも並びます。ザリガニがついた紙コップや爪楊枝などもある。

こうして振り返ってみると、やっぱりスウェーデンはおみやげにしたい可愛いもの、それも比較的リーズナブルなモノもいろいろあるなーと改めて思いました。旅の参考になれば幸いです!

もう10年近く前、2017年に出した本なのですが、こんな本も書いていますので、ご興味ある方はぜひ!


北欧おみやげ手帖 12年間の「これ、買ってよかった」
森 百合子 著
¥1,400 + 税(2017年9月29日発売)
出版社 主婦の友社