北欧ぷちとりっぷ vol.10レポート〜『10度めのぷちとり 焚き火と山田、北欧男子の日々』

新刊『3度めの北欧 スウェーデン西海岸、空とカフェの日々』の発売を記念して10月28日に渋谷の東京カルチャーカルチャーで開催された『北欧ぷちとりっぷ vol.10 〜こんな北欧、知ってるかい?』。記念すべき第10回めとなる北欧ぷちとりっぷは、おかげさまで満員御礼の大盛況!これまで最高の入場者数となり、北欧好きによる、北欧好きのための、北欧好きがさらに加速するイベントとなりました。

最初の北欧ぷちとりっぷは、2013年7月の開催でした。それから年に1〜2回のペースで開催して、まさかこんなに続けられるとは思っていなかったのですが、10回めという区切りの回を本当によい形で迎えられたなと感謝の気持ちでいっぱいです。一緒に登壇してくれる北欧のパイセンことノルウェー夢ネットの青木さん北欧ビンテージショップFukuyaの三田さん、いつも快く協力してくれる北欧男子ズ、物販で盛り上げてくれる北欧関連ショップや作り手のみなさん、協賛としてクイズの景品やイベント告知を助けてくれる企業と大使館の方々、会場運営をスムーズにすすめてくれるカルカルのみなさんとイベントプロデューサーの宮尾さん、そしてなんといっても楽しみに会場へ足を運んでくださるお客様、みなさんのおかげです。会場は今回もすごーい熱気でした!

開場前の物販コーナー。ガラス窓の向こうに見える入口にはたくさんのお客様が。今回も開場と同時に物販コーナーが盛り上がっていました!

入口すぐのコーナーでは、HUKKA DESIGNからフィンランドのサウナストーンや白樺グッズがお出迎え。トントゥ(フィンランドの妖精)に比べると地味ですが、左側に置いてある目にのせるストーンを私は毎晩愛用中です。温めてのせると、気持ちいいんですよこれ。

デザイン性と機能性を備えたフィンランドGOLLAのバッグは、ぷちとりだけの大特価に。ちなみに我が家では夫がバックパックとカメラバッグ、私がボストンバッグとポシェットを使ってます。GOLLA大好き夫婦です。

北欧輸入食材と雑貨のアクアビットジャパンでは北欧ベリーのジャムやムーミンクッキー、北欧コーヒーや紅茶などの人気商品から、ヨーテボリのピンバッジ、バイキングTシャツなどレア物も揃って大賑わいでした。ジャムも紅茶も売り子ができるくらい我が家の定番品です。

こちらもリピーターの多い北欧デザインアクセサリー、コルヤマトカ。思えばコルヤマトカさんとのお付き合いも、ぷちとりがきっかけでした。2018年末でショップは閉店されるとのこと、とても残念ですが、ぷちとりにはまた出店してくれる、かも!?この日はとくにお買得プライスで、私もじつはずっと狙っていたアクセサリーを買っちゃいました。

ノルウェーを中心としたハンドメイド雑貨のJOYさん。ノルウェー語のバッジやマグネットなどプチプライスで買えるグッズも多く、手にしている方もたくさん。パフィンのポーチが可愛かったな〜〜❤

登壇者であり北欧ビンテージ番長、三田さんのお店Fukuyaには、食器からテキスタイルまでカラフルで可愛いビンテージが揃っています。ぷちとりで初めて北欧ビンテージを買っちゃいましたという方もいらっしゃいましたね。私もかつてのぷちとりで、自分も北欧ビンテージ店をやっているというのに!買っちゃったことがあります。

『3度めの北欧』でも紹介しているスウェーデン、ヨーテボリ発の大好きなブランドFine Little Dayの商品をはじめ、北欧デザイン雑貨を扱っているトライアングルさんは今回初出店。本で読んで、お店に行ってみたかったので商品が見られて嬉しいです!と話すお客さまもいらっしゃいました。私はコットンブランケットを愛用中です。

番長が見回りしてますね。

新刊『3度めの北欧 スウェーデン西海岸、空とカフェの日々』も、おかげさまでたくさんの方に買っていただいてなんと完売御礼!愛猫ウニさん入りサインもいっぱい書きました(ちなみに青ウニと黒ウニは、圧倒的に青ウニが人気でした)。本の横に置いておいた、フィンランドで買ってきたものの微妙な味で一人じゃ食べきれないキャンディも案外とウケておりました(ウェーって顔をしている方もいらっしゃいましたが)。

座席には参加者みなさまへのプレゼントと、北欧イベント&ブランドのチラシやカタログ。トムス・エンタテインメントさんからはノルウェーの可愛いキャラクターキュッパのカード、そしてBO BEDRE JAPANよりデンマークのインテリア雑誌BO BEDREをなんと一人一冊プレゼント(買うと高いんですよ、この本)。

こんなにおいしそうな北欧メニューも出てたんですね!?スウェーデンのビフ・ア・ラ・リンドストロムに、ハッセルバックポテト!?と思ったら松ぼっくりなポテトが❤

会場の席が埋まってきました。

ぷちとり10、スタート!冒頭で少しだけ、これまでのぷちとりを振り返るトークをしようと話を振りましたら、案の定というか、青木さんいじりになりました。青木さんいじりは、初回からほぼ毎回おなじみのコンテンツです。

そんな青木さんからトークのスタート。ノルウェー北部のアルタで、冷え性の青木さんがアウトドアに挑戦する、果たして絶景は見られるのか、大自然を体感できるのか……?と、告知段階から「わくわくがとまらない☆」青木ファン、ノルウェーファンは多かったのではないでしょうか。釣りにトライする青木さん、焚き火をする青木さん、ガイドにしごかれる青木さん…ノルウェーで雄大な自然に身を投じてみたいけど、ワタシ体力ないし、文系だし……という人々が聞きたい真の北欧旅情報とは、これ。これこれ、こういうのが聞きたかった!っていう内容でしたね。それにしても焚き火の話はよかった。会場からもSNSでの感想からも「焚き火の話が良かった〜」との声をたくさん聞きました。デンマークのヒュッゲ、スウェーデンのフィーカに続く次のブームはノルウェーの焚き火ではなかろうか!青木さん、ノルウェー語の響きのいい言葉を組み合わせてアピールするチャンスです!

つづくビンテージ番長、ミタさんのお話。ミタさんといえば北欧ビンテージ。北欧ビンテージのデザインやその背景にある歴史や考え方を深く掘り下げ語らせたら、この人の右に出る人はいないんじゃないかという方ですが、ビンテージじゃない話がまた面白いんですよね。以前も一度、「北欧ゆるとりっぷ」をテーマにした際にサマーハウス体験のお話があって、あれが面白かったんですよね〜。北欧人の考え方、物事への取り組み方、反応など「そうそう、あるある〜」「わかる〜」な話が多く、最後は「なるほど!」な切り口でしめる。そしてきっちり笑いを取っていく。今回はスウェーデン人の心のふるさとダーラナ地方で手芸学校体験をするという、ほっこりしてもよさそうなテーマなのに会場は大爆笑でしたね、山田さん。あのくだり、国ごとに女性の呼び名(マーゴとかエヴァとか)が違ってたって気づいてましたか、田中さん!

素敵ねえ、山田さん。

さて褒められた時の北欧人の反応は…………………………
(答えは、SNSで #北欧ぷちとりっぷ で検索すると出てくるよ!)

私からは新刊の内容を中心にスウェーデン西海岸の魅力についてお話しました。ヘルシンボリは熱海であり、ヨーテボリは大阪であり、マルメには最高というレストランがあることが伝わったのであれば何よりです(ちなみにひるねこBOOKSさんでのトークでは「ルンドは谷中である」とお伝えしました)。あとヨーテボリの巨大蚤の市は「あれ行ってみたいです〜」と、トーク後にいろんな方に話しかけられましたね。スウェーデン西海岸という通常のガイドブックではまずフィーチャーされることがないであろう、しかしワタシ的には心から推したい場所に「いってみたくなりました」との声を幾つもいただけたのは本当に嬉しかったです。

そしてちょっぴりハラハラした(かもしれない)コーナー、お客様参加企画の「こんな、北欧知ってるかい」。誰も出てこなかったらどうしよう!!!というあのドキドキタイムに手をあげて壇上にあがってくださったみなさん、ありがとう!!!こうして参加者のみなさんにいつも救われる北欧ぷちとりっぷです。フィンランドの湖水地方ミッケリや、金具類に胸躍るホームセンター、そして「どこに連れていかれたのかわからないんだけど、とても良かった手芸屋さん」。今回も面白かった。懲りずにまたやりたいです、参加企画。

後半戦はお楽しみの北欧男子トークから。ぷちとりの名物コーナーであり、漫画になったり、ぷちとり以外のイベントで番外編として企画されたこともある当イベントの大人気コンテンツであります。

会場が満員で(だからあれほど「北欧ファンのドタキャン率は少ないですよ」と会場側に言っておいたのに。それはさておき)、舞台裏の控室での観覧となった北欧男子とそのファミリーたち。申し訳ないと思っていたら、途中から宴会になっていたようです。ちびっこもいたし、シャイな彼らにはちょうどよかったのかもしれません。楽しそうな宴会の声が舞台まで響いていたことに気づいた人、はい、手をあげて〜。

北欧男子も、ぷちとり初回から続くコーナー。せっかくなのでスライドで歴代の北欧男子を振り返ってみました。思い起こせばいろいろありましたね。初の北欧5が勢揃いと思いきやノル男子が病欠ドタキャンで会場にいたノル女子に登壇してもらって何とか5カ国揃えたとか、昼と夜の部を間違えて寝癖のまま登壇したフィン男子遅刻事件とか、デン男子のジャイアンぶり、アイス男子の可愛がられぶり、スウェ男子の正社員ぶり……そんな正社員も、いまは一児の父です!感慨深い!

過去には1人だけだった回もありました(7月後半の開催で、みんな夏休み中だから全然つかまらなかった)。

今回はデンマークのエスベン(ジャイアン)、フィンランドのヨウコ(のび太)、ノルウェーのアーレン(妖精)、スウェーデンのマティアス(正社員)、スウェーデンのペッテル(ジゴロ疑惑)の布陣。じつはアイスランド男子のラグナル君にスカイプで参戦してもらう話もあったのですが、前夜に飲み会があるためアイスランド時間の早朝に起きれるかわからないとのことで、案の定イベント終了後に「ごめん寝てた」とメッセージがあったことを報告しておきます。

さて本編です。「今年、日本の猛暑をどうやって切り抜けた?」「台風に興奮する?」「地震は怖い?」「あなたの国でのボランティアの定義とは?」「自分が北欧人だなって感じる瞬間は?」と今回もナイスな問いが集まりました。心なしかいつもよりリラックスしているように見えたのは事前の控室での宴会のおかげだろーか。コンビニからコンビニを渡り歩いて猛暑をしのぐスウェ男子、3月11日の地震の揺れも「こんなの日本人的には大したことないハズ」と思っちゃったスウェ男子、東京でもサウナしているフィン男子、やっぱり台風に興奮していたノル男子、ボランティアをしたら御礼に車をもらったというデン男子と、今回も会場を沸かせてくれました。

これまでも「家の庭にあるトランポリンには2階から飛び込みます」とか「ノルウェーミンナインシュ(ノルウェー人はみんな飲酒しているの意)」など切れ味鋭いズッコケ発言で時に私達を驚かせ、笑わせ、「選挙にいかないと社会も生活も、変えられないよ!」「日本人は働きすぎだよ!」と時に熱く語り、私達の目を覚まさせてくれる北欧男子たち。「北欧男子たちが話しているのを聞いて、残業について考え直してみたんです」なんて嬉しい感想がイベント後に届いたこともありました。もしかして、もしかしたら日本の社会を変える力にもなっているかもしれないよ!?北欧男子のみんな、Tack,Tak,Takk,Kiitos!!

最後の北欧検定では、これまた史上最高な北欧アイテムの景品が壇上にずらりと並べられて壮観でした。スキャンデックスさんからデンマークのブレッドボックス&ムーミンのキッチンアイテム、GOLLAさんよりおしゃれなバッグが4種類(!)、DI CLASSEさんからムーミンのLED照明、トライアングルさんからスウェーデンのデザイン雑貨、HUKKA DESIGNさんより可愛いフィンランドのサウナストーンと豪華でしたね〜。ご協力いただいた協賛のみなさまに改めて御礼申し上げます。

そして今回も登壇者3名が知識と経験をしぼって出題した問題はハイブローだったようです。最初の3問くらいは「サービス質問かな〜?」くらいの気持ちで出題したのですが、すみません、あっという間にみなさん撃沈していきました……。3人で気合を入れて作ったすごい質問が、まだあと10問くらいあったのに!もっと出題したかったのに!……って毎回そう言ってるなあ、私達。それにしても北欧検定はこれまでにいったい何問、作ったのでしょうか。改めてまとめたら一冊の本にできそうです。解説をくわえていったら、それこそ「北欧を知る」一冊となりそうです。今度とりあえず、まとめてみようかしら。

景品ゲットのみなさま、おめでとうございまーす!

こうして無事に楽しく終えることができた北欧ぷちとりっぷ vol.10。帰りがけに「楽しかった〜!」と笑顔で声をかけてくれる方がたくさんいらして、また嬉しくなりました。出口では北欧男子たちが北欧5カ国の国旗柄クッキーをそれぞれに手渡ししてのお見送りとなりました(この手渡しアイデアを考えたプロデューサーの宮尾さん、えらい)。

ぷちとり10記念!ということで、参加のみなさんにお配りした北欧5国旗クッキー。横浜の薫々堂さんにお願いして作ってもらいました。

どの国旗が人気だったんでしょうね〜?

無事イベントを終えて、笑顔で記念撮影!

「は〜い、次はヘンな顔して〜」と声をかけたら、左右で大きな違いが出ました。

こんなに続くと思っていなかった『北欧ぷちとりっぷ』。ぷちとりは、どんなイベントにしたいか?と改めて考えた時期もありました。私がいちばん大事にしたかったのは「笑えるイベントであること」。それは青木さん、三田さん、私と3名のキャラによるところも大いにあるのですが、やはり笑いは強い。笑うと楽しいし、元気になるし、そういえば先日「笑いはモテに直結している」という説を読みましたがそうかもしれないな、と思うのです。これ、モテたい相手には笑えという話ではなく、好かれたければ笑わせよ、という説で、「相手に好意がなければ、人は笑わない」し「笑ってもらったら好かれる確率もあがる」と。北欧の魅力を伝えていく上で、笑ってもらえるような内容や仕掛けって大事だなと思うんです。そしてありがたいことに「こんなに笑った北欧イベントは初めてです!」との感想をいただいたことは一度や二度ではありません。今回も「笑いをこらえるのに必死でした」と聞き(なぜ、こらえるのさ……)とツッコミを入れつつも、ガッツポーズしています。

そしてぷちとりを続けていくうちに、この会場にみなぎっている「好き」のパワーって本当にすごいな、と実感するようになりました。以前、国をテーマにしたイベントというのは最初の1〜2回は盛り上がっても、何度か続けると縮小していくことが多いとイベントプロデューサーさんから聞きました。ぷちとりが続けてこられたのって、登壇者をはじめ物販の方から参加者まで、みーんなの「やっぱり北欧っていいよね」のパワーがすごいから、なのだと思うのです。今回の本『3度めの北欧』ではコーヒーやビールやデザインなどさまざまな分野で、これまた凄まじい「好き」のパワーをもつ北欧の魅力的な人々や店を紹介しています。エリアとしてはまだマイナーなスウェーデン西海岸を、それでも本にしたいと思い実現できたのは、私が「好き」のパワーを信じることができたからです。もしぷちとりをやっていなかったら、この本を作ってみようと思えなかったかもしれないなって、そう思うんです。だからこの本の出版記念として、10回めのぷちとりを開催できたのは、本当に本当に嬉しくありがたいことでした。みなさま、ありがとうございました!

……と、そんな話をイベントの最後に話そうかな〜なんて思っていたのですが、北欧検定のプレゼント受け渡しで、わっちゃわちゃになりまして(毎回やってます)、隣にいた三田さんとテレビ画面の下の方に出てくる枠内トークの気分さながら「感想は #ぷちとりプラスで、よろしく〜☆」なトークをお届けしました!

北欧ぷちとりっぷ、11回めもできるといいわねえ……山田さん。

今回の戦利品です。コルヤマトカさんで念願の、ヘイニ・リータフフタのボタンモチーフヘアゴムを購入し、お客様から「Skål!」ピアスをいただいて(嬉しくて当日、会場でさっそく付けていました)、本でもぷちとりでも紹介したスウェーデンFine Little Dayのトートをゲット。発売日が同じだったしずく堂さんと新刊交換をして、叫びムーチョは差し入れでいただきました。北欧5カ国クッキーは薫々堂さんが、お客様用とは別に用意してくださってたのでした(涙!